いざという時に保護者は子どもの近くにいて守れるとは限りません。発達段階に応じて体の守り方を子どもに教えることは大切なことです。また、災害にあった時、子どもの辛い気持ちを軽くするための遊びも大切です。実際に体を動かしながら日頃の遊びの中に取り入れるなどして楽しく防災のスキルを身につけましょう。


揺れを感じたら「だんごむしのポーズ」

地震の揺れを感じた時、命を守るためには、どんな姿勢をとればよいのでしょうか?近くに頭を守るものがない場合の対処法です。

赤ちゃんの場合


1.子どもと向かい合わせになり、うつ伏せに寝かせる
2.お母さんのお腹あたりに子どもの頭を置く
3.子どものお尻を抱えるように体をまとめる


幼児の場合
1.両手で水をすくうようなポーズ

2.後頭部あたりに手をあて膝をついて体をまるめる

ポイント
できるだけ「危険の少ない場所に動く」ことです。とっさの判断は意外と難しいもの。自宅など、場面を想定して「ぐらぐらきたら、だんごむし~」と、ダンゴムシのように体を丸めて、子どもと一緒にダンゴムシのポーズを練習しましょう。