鹿児島市のラ・サール学園の中高生が、老舗和菓子店「明石屋」とコラボレーションした新しいお菓子に挑戦し、10日、試食会が開かれました。
ラ・サール学園の中高生は美術の授業の一環で、老舗和菓子店「明石屋」とともに昨年度から新しいお菓子のデザインに取り組んできました。

10日は、審査などで選ばれた生徒2人のデッサンをもとに、明石屋の菓子職人が作った2つのお菓子の試食会が学校で開かれました。チューリップの形をしたイチゴ風味の練り切りと、ラ・サール学園の校章がデザインされたケーキです。
(明石屋 岩田和大副社長)「思いをくみ取り、イチゴ風味の練り切りを初めて作ってみた」
考案した生徒や保護者らが試食し、意見を出し合いました。
(生徒)「あんこが濃くなるかと思ったけれど、イチゴがおさえてくれている」
(練り切りを考案 中学3年)「自分の想像をはるかに超える和菓子を作ってもらい、うれしい」
(ケーキを考案 高校3年)「重厚だが軽やかさもあっておいしかった」
(明石屋 岩田和大副社長)「新しい味を感じられて、私たちも良い勉強になった」
完成したお菓子は、来月7日の文化祭で販売される予定です。