ことしのミス・ユニバース日本代表を目指すセミファイナリストたちが平和学習の一環として糸満市のひめゆりの塔を訪れ、沖縄戦の歴史に触れました。


8日、ひめゆりの塔を訪れたのは、各都道府県から選出された「2025ミス・ユニバース・ジャパン」セミファイナリストの37人です。

「ミス・ユニバース・ジャパン」は、2022年に始まったロシアとウクライナの紛争をきっかけに、参加者が平和について理解を深める機会を設けようと平和学習を行っていて、沖縄での実施は今回が初めてです。


参加者たちは、ひめゆり学徒隊の御霊に花を手向けた後、資料館を見学し凄惨な沖縄戦の歴史に触れました。


▼沖縄県出身・ジョンソンジャスミン美魅さん(19)
「生きていること、命の大切さ、毎日大切に生きていかないといけない。それを次の世代に伝えていかないといけないというのをきょう感じました」
▼沖縄県代表・髙山智恵美さん(33)
「もし日本代表になったら、もっともっと沖縄戦の歴史がどんなに悲惨だったかを知ってもらうことで、武力ではなく対話で平和な世界を築き上げることがきるのではないかと思っています」

「2025ミス・ユニバース・ジャパン」はことし7月に日本代表が選出され、11月にタイで開催される世界大会への出場者が決まります。