大分中央警察署は9日、飲食店経営の男性に対し、暴力団の威力を示して現金を要求したとして、指定暴力団六代目山口組傘下組織の男性組員(54)に中止命令を出しました。

警察によりますと、この男性組員は去年12月、大分県内で飲食店を経営する男性(25)に対し、暴力団の威力を示し、約3か月に1回・3万円を払うよう要求しました。

大分中央警察署は暴力団対策法に基づき、男性組員に対し、不当な贈与要求行為を行わせないため、中止命令を出しました。

2人は面識があり、男性組員は「仕方ないです。わかりました」と話しているということです。