■最大のヒット曲は「リリースしても自信がなかった」

 トークでは、数々のヒット曲に込められた思いも語られた。

 自身最大のヒット曲「ありがとう」は、朝ドラ主題歌としてのオファーだったこともありプレッシャーが大きかったという。水野は「何も出てこなくて、自信のなかった曲だったんです。レコーディングしてもリリースしても自信がなくて、山下と2人で不安を共有していたんですよ。吉岡だけが気持ちよく歌っていたんです」と、当時の心境を告白。

 すると吉岡も「最初にツアーで歌った時はみんな『ぽか~ん』みたいな顔だったんですけど、(朝ドラの盛り上がりと共に曲も)年齢問わず盛り上がっていく、というのを1年通して感じました」と、曲が愛されていく過程を実感を込めて振り返った。

 さらに、デビュー前の“解散危機”を乗り越えて生まれたメジャーデビュー曲「SAKURA」にまつわる秘話や、中学生が歌うことを念頭に作られた「YELL」の歌詞に込められた深い思い。そして東日本大震災の直後でまだ世の中が混乱していた2012年、ロンドンオリンピック・パラリンピックのNHKテーマソング「風が吹いている」制作時に感じた戸惑いと苦悩…など今も愛されるヒット曲の秘話が次々飛び出した。