姶良市で、廃校となった小学校を再び開校しようという計画が進んでいます。8日は設立する財団と地元が協定を結びました。
姶良市蒲生町の旧新留小学校は、児童減少を理由に2020年に閉校しました。
鹿児島市などで保育園を運営している古川瑞樹さんが共同代表を務める設立準備財団は、跡地に「私立新留小学校」を設立することを計画していて、8日は姶良市と地元の新留自治会と協定を結びました。
協定では、学校行事のために地域が広場を貸し出すことや、姶良市が企業版ふるさと納税の寄附金を活用し支援することなどが盛り込まれています。
(設立準備財団 古川瑞樹共同代表)「学校は地域のハブだと考えていて、新留地区にとっても新留小学校で学んでいく子どもたちにとってもよい環境になっていくのでは」
(住民)
「理想の形で残っていくので、よかった」
「今からまた子ども達の声がすれば、みんなも元気になるんだなと思う」
私立新留小学校の定員6学年で最大90人を予定していて2027年春の開校を目指しています。