長野県岡谷市の金沢精機が4月25日に長野地裁諏訪支部から破産手続き開始の決定を受けました。

民間の信用調査会社・帝国データバンクによりますと、金沢精機は1977年に設立され、治具や精密機械部品、産業用ロボット部品などの金属切削加工を手掛け、2019年3月期には年間の売上高およそ7000万円を計上していました。

しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で受注が減少し、2024年3月期には年間の売上高はおよそ3000万円まで落ち込み、収益も悪化していました。

先行きの見通しが立たないことから、事業の継続を断念したということです。

負債はおよそ9400万円だということです。