【日本肥満学会 小川渉 常務理事】
「肥満というのは健康障害のリスクですが、低体重もやはり“健康障害のリスク”」

日本肥満学会によりますと、肥満度を示すBMIは日本人の20代女性の5人に1人が18.5未満。つまり低体重で『痩せ』とされていて、先進国の中でも高い割合です。

若い女性の低体重や栄養不足は
(1)将来の骨粗鬆症リスクの上昇
(2)月経周期異常や不妊の可能性
(3)貧血や免疫機能の低下などを引き起こすとされています。

【女性の低体重/低栄養症候群 ワーキンググループ 田村好史 副委員長】
「SNSとかメディアから『痩せている方がいいんじゃないか、綺麗だ』と、そういうことに強く影響されて、ダイエット痩せ願望を持っているような方々が一番多くいらっしゃるのではないか」