デジカメが若者の間で復活する中、インスタントカメラも“アナログで新しい”と人気に。これまでにはなかった新機能も続々登場しています。

インスタントカメラは「エモい」

インスタントカメラといえば、撮影した直後に自動的に写真が出てくるカメラ。昭和から平成にかけて大ヒットしましたが若者に使ったことがあるか聞いてみると…

「お花見行って、その時に友達と桜と一緒に撮った」(10代)
「流行ってる。学校のイベントの時はみんな持ってきてる」(10代)

今、インスタントカメラが若者を中心に再燃!スマホに高性能カメラが付いているこの時代に、一体なぜなのでしょうか?

10代女性:
画質がすごく荒いのが逆にいいみたいな。エモい

10代男性:
どんな感じに映ってんだろうとか、そういうのを考えながら出来上がった時に見るのが楽しい」

販売台数1億台突破「チェキ」

中でも根強い人気を誇るのが『富士フィルム』のインスタントカメラ「チェキ」です。

4月には1998年の発売以降の累計販売台数が「1億台」を突破し話題に。
2021年度から3年連続で過去最高の売上を更新し、その売上高は1500億円以上とのことですが、なぜこれほど人気が続くのでしょうか?

『富士フィルム』髙橋みゆきさん:
「スマホで手軽に撮影できる時代だからこそチェキプリントの“アナログ感”“モノ感”が新しい価値として幅広い人に受け入れられていると考えている」