青森県内の3月の有効求人倍率は1.08倍と前の月からわずかにポイントを下げ、4か月ぶりに低下しました。

青森労働局のまとめによりますと、県内の3月の求人数は2万4237人で、求職者数は2万2470人でした。

この結果、求職者1人あたりに何件の求人があるかを示す有効求人倍率は1.08倍と、前の月から0.02ポイント低下しました。

低下に転じるのは4か月ぶりです。

9つのハローワーク別では6つの管内で1倍を超えた一方で、黒石、五所川原、むつでは下回りました。

県全体では求人が求職を上回っているものの、青森労働局は「弱含みで推移している」とした上で、「引き続き物価上昇などが雇用に与える影響に留意する必要がある」とする雇用情勢判断を12か月連続で維持しました。