■子連れ避難の注意点

・アレルギー
避難所では高齢者の方などが、ご好意でお菓子をくれることがあります。もし食物アレルギーがあれば、先に言っておきましょう。高齢者の中にはアレルギーの知識がなく「こんな時に好き嫌いはダメだ!」と怒る方もおられます。

こうしたトラブルを未然に防ぐためにも、ガムテープに「〇〇アレルギー」と大きく書き、上着などに貼るといいでしょう。※以下イメージ画像

・子どもだけにさせない

防犯も含めて子どもを1人にしない。子ども同士だけで遊びに行かせるのも危険なので、目の届く範囲で遊ばせるようにしましょう。

■子どもがどうしても騒いでしまう…

そんなときは避難所に車で避難して夜間は車中泊でも。その際は時々、外に出るなどエコノミークラス症候群への注意も必要です。
夜泣きや授乳はプライベートな空間の方がママさんも安心できます。避難所で不特定多数の人と過ごすなか、夜泣きなどで迷惑をかける方がストレスになることも。

■プラス・アドバイス!

自宅の安全が確保できていれば、ライフライン復旧が遅れても乗り切れます。
改めて、日ごろから防災グッズの準備や見直しをしましょう。


アドバイザー

アベナオミ
(イラストレーター)


宮城県在住 1歳児育児中に東日本大震災を経験、防災士資格を取得。子育てママの視点で衣食住「インドア防災」を発信。