衣替えの季節に合わせて不要になった服などを無料で回収して海外で再利用する取り組みが中央市のショッピングセンターで行われています。

この取り組みはスーパーのオギノが6年前から行っているもので、2日は中央市にあるオギノ・リバーシティに専用の古着回収コーナーが設けられました。

回収の対象はシャツやズボンなどの衣類のほか、スニーカーや帽子なども含まれ、午前10時のスタートから1時間もたたないうちにコンテナがいっぱいになるほど持ち込まれていました。

集められた衣類は専門の業者が選別して東南アジアなど海外で古着として再利用し、汚れなどで再利用が難しい場合は再び繊維原料として再生し可能な限りゴミにならないようにするということです。

衣類を持ち込んだ人は:
「衣替えで昔の服もう着ないものをまとめて持ってきました」
「思い切って捨てないと持っておけばと思っているといつになっても捨てられない。使えるなら再生してもらえれば」

オギノでは主に衣替えの時期に定期的に回収を行っていて去年は年間、およそ48tの衣類が回収されたということです。

オギノ総務部 大村崇さん:
「お買い物をしながら環境活動に参加してもらえるのが利点かなと思います。当社では循環型社会の形成に寄与するということを目的として環境活動を行っているのでその1つとしてお客様と一緒に取り組んでいけたら」

古着の回収はあすも午後5時までオギノリバーシティの駐車場で行われ持ち込んだ人にはトイレットペーパーが渡されるということです。