大分県内の3月の有効求人倍率は1.31倍で3か月連続の下落となりました。
大分労働局によりますと、県内の3月の有効求人倍率は1.31倍で、これは前の月を0.03ポイント下回り、3か月連続で下落しました。一方で、九州の中では最も高い水準を維持していて、全国平均を0.05ポイント上回っています。
ハローワーク別では、大分が1.64倍と最も高く、豊後大野、日田と続いています。主な9業種ではサービス業で増加がみられたものの、建設業や製造業など8業種では減少しています。
大分労働局は「有効求人倍率は高水準で、緩やかな持ち直しの動きがみられる」と前の月の判断を維持した一方、今後について「物価上昇等が雇用に与える影響に注視が必要」としています。