地球温暖化対策の一環で全国で取り組まれているクールビズも今年で20年。
鳥取県境港市の企業でも、1日からクールビズが始まりました。
もずく製品の販売などを行う境港市の「海産物のきむらや」では、夏の猛暑の中でも社員が働きやすいように毎年クールビズを取り入れています。
今シーズンのスタートの1日は、事務や営業の社員らが早速おそろいのシャツを着て業務にあたっていました。
社員が着ているシャツをよく見てみると…
襟元には沖縄弁でもずくを意味する「スヌイ」、胸元のポケットには沖縄の妖怪「キジムナー」が刺繍されているこのシャツは「かりゆしウェア」です。
この会社ではもずくの原産地の沖縄と40年以上前から取引をしていることから、沖縄の夏の正装である「かりゆしウエア」を今年初めて取り入れました。
社員
「きのうまでは冬服でベストを着ていてカチっとして動きにかったが、(かりゆしウェアは)すごく軽くて動きやすいです」
海産物のきむらや 木村美樹雄 代表取締役
「最近すごく暑いというのがあって、働きやすさというところで中に入れなくていいですし、(裾を)出したままでもフォーマルな格好になるので制服として着用したいと思って導入を決めました」
風通し良く、軽やかなかりゆしウェアのクールビズで、皆さん、快適に夏を乗り切ることが出来そうです。