
(太郎さん)「『ちんちんまんだら』これ見ないと損です。もともと小さいころから下ネタが大好きで、自分の好きな下ネタと好きな絵をあわせたらすごく楽しそうと思った」

およそ300枚描いたキャラクターの中から、選りすぐりの36体が並んだ作品です。しかし、太郎さんのこうした画風に、「下品」という声も。
(太郎さん)「品がないと、クレームがくることもある。そんな時は落ち込む。言われて泣いたこともあるけど、でも自分は好きな絵ばっかりだから」

自由な発想で描いたこの作品は、福岡の美術館が開催する公募展で、268人の作家の中から大賞、準大賞に次ぐ優秀賞に選ばれました。18歳以下の受賞は太郎さんが初めてです。
(太郎さん)「めちゃくちゃうれしかった。好きなアーティストに認められた」

審査員からは「1つ1つがグレードが高くバリエーション豊か」「描くよろこびがモロに出ている」と評価されました。