石川啄木と宮沢賢治が旧制盛岡中学時代に修学旅行で行った場所や、旅路をたどる企画展が盛岡市で開かれています。

もりおか啄木・賢治青春館で現在開かれているこの企画展は、この時期、修学旅行で岩手を訪れる子どもが増えるのに合わせて開かれています。

会場には石川啄木と宮沢賢治の旧制盛岡中学時代の2人のそれぞれの写真が展示されているほか、仙台などを巡った修学旅行の日程が記されたパネルなども展示されています。

(記者リポート)
「明治時代の鉄道の客席を再現した展示です。実際に座ってみると、座面が硬くて長時間の移動が大変なのを感じます」
現在は新幹線を使うと、早ければ片道40分ほどで移動できる盛岡、仙台間ですが、2人が修学旅行に行った当時は鉄道で4時間半ほどかけて移動していました。

当時の交通事情なども学ぶことができるこの企画展は7月6日まで開かれています。