5月5日の「こどもの日」を前に、青森県中泊町では大型クレーン車で約40mまで揚げられた「こいのぼり」が青空を悠々と泳いでいます。

春風をいっぱいに受け、田園地帯の空を悠々と泳ぐ「こいのぼり」。泳いでいるのは、ビルの10階以上の高さに相当する上空約40mです。

これは中泊町の建設会社「竹内組」が、新型コロナが蔓延していた2021年にはじめ、この時期の恒例行事となっています。

「こいのぼり」は、町の特産物直売所に隣接する駐車場にとめた大型クレーン車5台のアームを使って揚げられ、その数は「20匹」に上ります。

近くの保育園の子どもたちは、天を衝くような高さで泳ぐ「こいのぼり」に目を丸くしていました。

訪れた園児は
Q.あれはなに?
「こいのぼり!」
Q.一番上はなに?
「おとうさん」
Q.おとうさんは何色?
「くろ」
Q.おかあさんは?
「あか!あと子ども・あかちゃんもいる」

大型クレーン車を使った「こいのぼり」は、5月5日の「こどもの日」まで揚げられ、子どもたちの健やかな成長を見守ります。