この夏の参院選で、特定の候補者への投票を呼び掛ける文面を町の職員に送ったとして、公職選挙法違反の疑いで書類送検された青森県藤崎町の平田博幸 町長について、同様の文面を有権者に送ったとして警察が追送検したことが分かりました。
公職選挙法違反の疑いで追送検されたのは、藤崎町の平田博幸 町長です。
警察によりますと、平田町長は6月11日~7月1日の間に津軽地方に住む有権者30人以上に対し、この夏の参院選で特定の候補者への投票を呼びかける文面を電子メールで送った疑いが持たれています。
警察は有権者から聞き取りなどで、平田町長の行為が「事前運動」と「法定外文書頒布」に当たるとして、5日に追送検しました。
平田町長は10月、町の職員に対する同様の行為で書類送検されています。
書類送検後に開いた会見では、メールなどでの投票依頼は6~7年ほど前から行っていたものの、違法という認識がなかったと釈明していました。














