平日を多くはさむ「飛び石連休」となったことしのゴールデンウィーク。物価高の影響もあり「安い・近い・短い」がトレンドと言われています。長崎市の観光地で実態を探りました。
長崎市のグラバー園。連休の合間となった30日も多くの観光客の姿が見られました。その一方で、旅先の選び方や旅行中の行動には少なからず物価高の影響がー。

観光客:
「長崎県平戸市からきました。10連休です。近場で質素に過ごそうかと思っています」

観光客:
「6連休です。広島からだと長崎は3時間ぐらいで着くので来ました。初めてですがご飯がすごく美味しくて、ちゃんぽんも美味しかったです」

観光客:
「東京からです。午前中は軍艦島に行ってきて、午後グラバー園に来ました。タクシーではなく、一日乗車券のバスにしてみました。少しでも節約しようかなと思って」

グラバー園には今月26日~30日までにおよそ1万2千人が来園していて、ゴールデンウイーク期間中の人出は去年のおよそ3万7000人を上回る見込みです。

グラバー園 松浦浩也副園長:
「外国のクルーズ船も多く、昨年を上回る方に来ていただいています。昼間のグラバー園はもちろん、夜のグラバー園も、景色も夜景も楽しめますので、是非昼も夜も楽しんで頂けたら」
飛び石連休となったことしのゴールデンウィークですが、少なくともグラバー園では今のところ”平日の客足”が落ち込むなどの影響は見られていないようです。