大分県内有数の茶の産地、佐伯市本匠で30日、小中学生が新茶の摘み取りを体験しました。

佐伯市の本匠中学校では生徒に地元の特産について理解を深めてもらおうと新茶のシーズンを迎えるこの時期、授業の一環として毎年、茶摘みを実施しています。

30日の体験学習には生徒だけでなく本匠小学校の5、6年生も参加しました。青空の下、中学校が運営する農園で、子どもたちは手作業で丁寧に茶葉を摘み取っていき、一日で66キロを収穫しました。

(児童・生徒)「茶葉を選んでとるのは難しいけど楽しかったです」「古い方をとるんじゃなくて新しい方を摘むことを意識しました」「おいしいお茶になってほしいです」「お茶のかき揚げを作ってみんなと一緒に食べたいです」

子どもたちが摘んだ茶葉は業者に委託して加工し地域のお祭りなどで販売される予定です。