食品の値上げラッシュは今も終わりが見えません。

こうした中、4月にリニューアルしたイオンスタイル甲府昭和が買い物客の要望に応える形でオリジナル商品の一部を値下げしました。

「イオンスタイル甲府昭和」は4月25日、1階の食品・化粧品フロアをリニューアルしました。

オープン以降、最大規模のリニューアルで銘菓コーナーは県内初導入を含む44ブランドを展開し、化粧品コーナーは韓国コスメやインターネットで話題の商品などを扱っています。

武藤裕美記者:
「今回のリニューアルの目玉がこちら、冷凍食品売り場。面積はこれまでの2倍の約1000品目が並ぶ中、この春値下げしたお得な商品があるといいます」

それは…

イオンスタイル甲府昭和 阿部剛店長:
「揚げナスや焼きナス。食べたい分だけ取り出して食べられる無駄のない商品」

値下げはイオンのプライベートブランド「トップバリュ」の75品目です。

野菜や総菜などの冷凍食品や、サラダ油、オリーブオイルといった一般的には値上げの傾向にある商品がそれぞれ10円からおよそ200円値下げしました。

阿部店長:
「『少しでも節約したい』『お値打ちに買い物したい』といったお客様の声に応えたい」

イオン側は緑茶などペットボトルを丸型からすき間なく詰める四角形に変更して一度の運搬量を増やすなど作業効率を高め、ブランド全体の値下げにつなげました。

阿部店長:
「新しくなった売り場とお買い得な商品を見ていただきたい」

小売業界は知恵を絞り消費を支えようとしています。