子どもたちに、地域で栽培されている菜の花のことを知ってもらおうと、30日小学生を対象にした見学会が開かれました。井丸キャスターの取材です。

(井丸キャスターリポート)
「岩手山をバックに一面に広がる菜の花畑。ちょうどきょう開花しました。」
「菜の花ウォーキング」と題したこの見学会は、農研機構・東北農業研究センターが施設の近くにある盛岡市立北厨川小学校の児童を招いて毎年行っているもので、2025年は全校児童およそ200人が施設を訪れました。

2024年は霜による生育不良で開催できなかったため、2年ぶりの菜の花ウォーキングです。
児童たちは、広さ400アールの敷地に植えられたおよそ1000万本の菜の花の周りを歩きながら楽しんでいました。
(児童は)
Q、菜の花を見てみてどうですか?
「楽しいです」「黄色の花が結構咲いてる」

「見た感じだと、そんなに咲いてないところもあったんですけど近くで見るときれいだと思った」
東北農業研究センターによると今朝開花した菜の花の見頃は、5月10日前後になるということです。

(農研機構 東北農業研究センター広報チーム 山下圭子チーム長)
「(下厨川小学校が)近くにあるので、自然を感じて元気に歩いてもらえてよかった」

東北農業研究センターの菜の花畑は、見頃が見込まれる5月10日の土曜日に一般にも公開されます。