1期目とは全然違う「株価」の動き
国民の【政策別の評価】でも、主要6項目のうち移民政策以外は「気に入っていない」が上回る。
(※Pew Research Centerより ※気に入っている=○/気に入っていない=✕)
▼移民政策⇒「○20%」「✕11%」
▼トランプ政権の統治⇒「○11%」「✕22%」
▼政府予算の削減⇒「○9%」「✕11%」
▼関税・貿易⇒「○6%」「✕15%」
▼その他の経済政策⇒「○3%」「✕6%」
▼外交⇒「○2%」「✕4%」

杉田さん:
「移民政策は映像などで、見た目で犯罪を犯しているようなイメージの人々が捕まって飛行機に乗せられて外国に行く。そうするとアメリカ国民はこれで国が安全になったなというイメージを持ちやすい。ただ人権問題や、本来強制退去対象ではない人を送ったりしているので実は大変な問題をはらんでいる政策」

――トランプ氏に期待していた経済、貿易・関税では<気に入っていない>の方が多い。
杉田さん:
「そこがトランプ氏に対する失望の一番大きなところで、『バイデン前大統領よりは経済政策をうまくやれるだろう』ということで選ばれたわけだが、蓋を開けてみたら全然良いことがないということで株価も下がった」

就任後60日ほどの【ダウ平均株価】の推移を、1期目と比較すると
▼1期目(2017年)⇒トランプ氏当選で米金利・株式・米ドルが急上昇した「トランプラリー」で上がり、高値をキープ
▼2期目⇒就任から20日ぐらいから下落傾向に
杉田さん:
「アメリカでは大体6割ぐらいが何らかの形で株をやっていると言われているので、株価下落はすごく痛い。期待していた経済で予想に反して駄目だったということになるとトランプ氏の支持率はこれからどんどん下がっていくことになる」