トランプ政権100日「褒められるものが1つもない」

アメリカでは、大統領就任から100日間は“ハネムーンピリオド”と呼ばれる。
共同通信・元ワシントン支局長の杉田さんによると、今後の政権運営の基盤となる特別な期間だという。

『共同通信』客員論説委員 杉田弘毅さん:
「100日間は野党もそんなに攻撃しない。政権に色んな政策をやらせて様子見というか、あまり邪魔をしない。なので、ここでどれだけの成果をあげられるか、あるいは成果に向けてスタートダッシュできるかということは大統領の評価の第一段階」

では、杉田さんはトランプ氏の100日をどう評価するのか。

杉田さん:
「トランプ氏がやった政策で良いもの、強いて言えば褒められるものが一つもない。どれもこれも本人が想定していた成果をあげられず、悪い展開になっている。米国民が望んでいたものも成果があげられていない」

【支持率】も下落傾向にある。
政権発足直後は「支持する」が「支持しない」を上回っていたものの、2月には逆転。
4月24日時点で▼支持する⇒ 45.3%▼支持しない⇒ 51.0%と、不支持が半数を超えた。(※Real Clear Politicsより)