睡眠の質を高めるために

睡眠の質は「食事・運動・睡眠環境」などと深い関係があるといいます。
〈睡眠の質を高めるために気を付けること〉
▼食事
・急いで食べない
・朝食を抜かない
・夕食は寝る2時間以上前に済ませる
・3時間前からカフェインを控える
・寝る1、2時間前からタバコを吸わない
・寝る直前のアルコールは控える
▼運動
・朝起きて光を浴びる
・昼に運動する
・歩くスピードを速める
▼睡眠環境(明るさ・静けさ・室温)
・寝る2時間前から明るい光を避ける
・暗く静かな場所で睡眠を取る
・冬は室温18℃以上、夏は27℃程度に
内村理事長「全て満たすのはがんじがらめになるので、自分ができることからやっていくことが大事」
質の良い睡眠がとれた時は、朝起きた時に『体も心も休息をとった』という休養感を感じるのだそう。無理をし過ぎず、出来ることからやっていくのが大切です。
休日に「寝だめ」はできる?
平日の寝不足を休日で取り返そうと「寝だめ」をしたいと思うことありますよね。実は「寝だめは出来ない」と内村理事長はいいます。
翌日が休みの日などに「寝だめ」をすると、体内時計が乱れ、「時差ボケ」状態となり、海外旅行しているのと同じ状態になるのだそうです。
休日にゆっくり眠りたい場合、休日の朝は平日との起床時間の差を2時間以内にするといいということです。
睡眠不足セルフチェック
最後に、自分自身が睡眠不足かどうか確認する方法を内村理事長に教えてもらいました。
「いつも寝ている時刻の2時間ほど早く寝る」と分かるそうです。
この時間帯は「入眠禁止ゾーン」と呼ばれ
・2時間はやく寝床についても眠れないという人
→睡眠不足では無い
・2時間前でも眠れるという人
→睡眠不足
という判定に使えるということです。
心と体の健康を保つために、改めて自分の睡眠を見直してみませんか。