ナゴパイナップルパークは1979年に「名護パイン園」として名護市為又で創業を開始。当初は5人ほどのスタッフが、こじんまりとした小屋でパイナップル販売のみを行っていました。1998年には名称を変更してテーマパークとして生まれ変わり、今では年間約64万人が訪れる人気の観光スポットとなりました。

▼訪れた客
「このパイナップルジュースはとてもおいしかったです」「こんなにたくさん種類があるんだと初めて知りました」「勉強になりました」

もちろん、県産パインを思う存分味わえるのも魅力の一つ!ジューシーな生パイナップルの「パインスティック」に!目の前でパイナップルを生絞りして作る「生絞りパイナップルジュース」も。数あるスイーツの中でも特に人気を集めているのが…こちらの「パイナップル丸ごとかき氷」です!

仲田キャスター
「食べた瞬間パインの甘みが口の中に一気に広がって、パインと氷の組み合わせ間違いないですね。美味しい」

パーク内でパインを味わえるだけでなく、パインを使ったちんすこうやパインの果肉を練り込んだケーキなどお土産用も幅広いラインナップが並んでいます。そして最後に向かったのが…2022年に新たに誕生したスポット!

日高章 支配人
「こちらはアルコールのみ取り扱っている大人向けの店舗になっています。こちらはパイナップルのウォッカとサトウキビのラム酒です。蒸留器で製造している蒸留酒になります」

世界でも珍しいパイナップルブランデーの蒸留所「ラ・ピーニャディスティラリー」では、洗練された大人の空間でおつまみやアルコールを楽しむことができます。

コロナ禍にオープンした背景には、地元のパイン農家への思いがありました。

日高章 支配人
「コロナ禍でお客さんが減少して商品の流通が滞っている段階で、そういった課題を解決するためにブランデーに着手した」

お客さんが減る中でも、農家からの供給を止めないために生まれたのが蒸留酒でした。地域とのつながりを大切にしながら、常に挑戦し続ける。今後も北部からパイナップルの魅力を伝えていきたいと意気込みます。

日高章 支配人
「自然豊かな北部地域の良さを来ていただいたお客様にお届けする。地元の名護に根差した企業として地域の方と協力して継続的に地域の資源を活用してその良さをPRできたら」

ナゴパイナップルパークを訪ねると、子どもから大人まで遊んで学べる!パイナップルの楽園が広がっていました。

観光施設のイメージがあるパイナップルパークですが、県民にももっとパイナップルの魅力を学んで味わってほしいということで…5月1日から県民割をスタートします。県内在住の方は通常料金から半額で利用することができます。

この機会にぜひ皆さんも足を運んでみてください。