今年に入り、山梨県内で警察官などをかたる不審な電話が相次ぎ、去年の同じ時期の1.5倍に上ることが分かりました。
電話詐欺の被害額も4700万円に上っています。

山梨県警察本部

警察によりますと今年県内で確認された電話詐欺の被害は先月末までに11件で、被害額はおよそ4750万円に上りました。

去年の同じ時期に比べ件数は減りましたが金額は増えています。

被害者のうち65歳以上は3割余りで、半数余りだった去年より減少した一方、若者や中年層の被害が増えています。

また不審な電話は552件確認されていて、去年の同じ時期の1.5倍になりました。

不審電話の内訳は警察官をかたるものが211件と最も多く、次いで通信事業者や電力会社などの事業者をかたる電話が209件となりました。

警察は、不審な電話がかかってきたらすぐに電話をきり通報するよう呼びかけています。