食材を変えて防災へ

「非常食」・「災害食」と聞くとハードルが高く感じてしまうもの。そんな時は食料品を日持ちするものに変えてしまうのはどうでしょう?食べ慣れているものがそのまま災害時でも食べられる安心感は心の支えになるはずです。

■そうめん
ゆで時間が短く、賞味期限が長いものが多い。夏の定番メニューというイメージが強いですが、あたたかい「にゅうめん」で食べることで水の節約に


■缶詰
おかずやおつまみに。約5年間保存できるものも。開封には缶切りが必要ですが、実は缶切りと同様にスプーンなどでフチに沿って穴を空けていけば開けられる。


■アルファ米
お湯か水を注ぐだけで、煮炊きせずに簡単に美味しいご飯に。
災害時でも栄養のあるご飯を食べることができる。


■つくりおき
作りすぎた料理や、余った食材で日頃から用意をしておく。災害時に最初に食べる食料として機能。普段と同じものを食べることで不安が和らぐ。


プラス・アドバイス!

日用品を災害時に活用するイメージが大切
日頃から身近にある日用品の中で災害時に何をどう活かすかを考えておくことで不便や困難を乗り越えることができます。

消耗品も流動備蓄で備える
トイレットペーパーなどの消耗品は普段から家に常備しておく量を増やすことで防災につながります。理想は常に1か月分を用意したいところですが、いつも買っている分に1袋追加して、2袋のうち1つを使い切ったら次を買い足すということから始めてみては?