動物たちの力で地域を笑顔にしようと活動を続ける女性が、新たな舞台に挑戦です。未来を担う若者たちに「熱中できる何かを見つけてほしい」とエールを送ります。
広島県呉市安浦町で牧場を営む、割方遥花さん。
4月からシンギュラリティ高校のファシリテーター(教師)の仕事を始めました。
シンギュラリティ高校とは、新たな学びの形を提案するため、2025年4月に開校した“通信制高校”です。府中町の向洋と安浦の2つに、キャンパスを持ちます。
末川徹記者
「教室の外は、山の緑がよく映えています。10年以上前に廃校となった校舎ですが、地域の新たな交流拠点にしたい考えです」

安浦キャンパスは、授業のほか、体験型の特別活動で活用される予定です。この地に学び舎ができると知ったとき、割方さんは「生徒と関わりたい」と学校側に訴えたそうです。
シンギュラリティ高校 白石直也 事務長
「『子どもたちのために一生懸命やりたい。まちのために何かしたい』という強い思いを感じた。その中心人物として活躍して欲しい」