戦後間もないころに世界トップクラスのピアニストのために製造されたという貴重なピアノの演奏会が県立山梨高校で開かれました。

奥行きのある音を奏でるピアノ。
「コンサートグランドピアノFC」といいます。

楽器製造メーカーのヤマハが戦後間もない1950年から世界トップのピアニストのコンサートなどに使用するために製造し、県立山梨高校が所有しています。

29日は高校の同窓会に合わせて演奏会が開かれました。

同窓生は:
「とっても良い高い音が聞けました 素晴らしかった」
「山梨高校にあることがとてもうれしい きょうは涙が出るほどジーンと心に響いた」

このピアノは白い鍵盤が今は輸入禁止の象牙などで製造されていて、現在同じモデルのピアノの価格は約2300万円ということです。