物価高が長引くなか、この春も多くの食品が相次いで値上げされています。コメの高騰も追い打ちをかけ、家計や事業者を直撃しています。

「やばいです。3割ぐらいあがっている印象」

大分市のスーパー、コープ南大分では4月、メーカーの価格改定によりレトルト食品や菓子、調味料など様々な商品が相次いで値上げされました。

(コープ南大分・平松稔彦店長)「基礎調味料は日頃から毎日使うものなので、ちょっとずつ値上がりというのは消費者にとって難しいところがあるという印象」

帝国データバンクによりますと4月値上げされた食品は1年半ぶりに4000品目を超えました。さらに9月までの値上げ公表分の累計は1万1707品目とすでに去年1年間の数に迫っているということです。

値上げラッシュに買い物客はー。

(来店客)「やばいです。3割ぐらいあがっている印象」「前は1万円あったら結構買えていたが今はすぐ超える。すべてがあがって量も減って大変」「会計を済ませると2~3割は上がっていると思う」

コープ大分では会計時5パーセントオフのサービスデーを4月から1日増やしたほか、一部商品の値下げセールを実施するなどして来店客の減少を防ぎたい考えです。

(平松稔彦店長)「曜日別サービスとか5%オフはうちだけでなく色んなお店でやっているので、お買い得な日にお買い物をしてもらえればお得なお買い物ができる」