本格的な登山シーズンを迎え、大分県佐伯市や豊後大野市にまたがる傾山で29日山開きが行われました。
佐伯市や豊後大野市、宮崎県にまたがる傾山では29日山開きを迎えました。ふもとにある豊後大野市緒方町で安全祈願祭が行われ、豊後大野市長や佐伯市の職員ら10人がシーズン中の無事を祈りました。

本格的な登山シーズンに入り天候にも恵まれる中、多くの登山客が傾山へと入っていきました。標高1605メートルの山頂へ向かう道中ではツツジやシャクナゲといった花々が咲き、小川のせせらぎが癒しを届けてくれます。
(登山客)「2年ぶりに傾山登山なので非常に楽しみです」「傾山系は険しいんですが、山を登っていることを実感するところがすごい好きです。新緑の緑を楽しみにしながら登りたいと思います」

豊後大野市は、傾山の自然を守るために咲いている花は持ち帰らず、目で見て楽しんでほしいとしています。