鹿児島県薩摩川内市祁答院町の藺牟田池では、今月下旬に入って、絶滅が危惧されているベッコウトンボが姿を見せ始めました。
藺牟田池は国際的に重要な湿地を保全するラムサール条約に登録されています。
ベッコウトンボは体長およそ4センチ。羽を広げると7センチほどです。羽と体には褐色の模様があり、これが「ベッコウ」の名前の由来となりました。
湖畔の気温がだんだん上がり、ゴールデンウイークから5月中旬にかけてトンボの数も増えて軽やかに飛ぶ姿が見られるそうです。
また池に隣接する休耕田には、トンボだけではなく、野生の動物も住んでいます。
撮影していると偶然、アナグマと思われる動物を見つけました。
撮影はいちき串木野市のふるさと特派員、小島忠義さんでした。