西之表市・馬毛島の自衛隊基地整備で、工事関係者が今後、最大6000人まで増える見通しの中、種子屋久高速船が工事関係者用のチャーター船の運航を始めました。

西之表市の馬毛島では、自衛隊基地の整備と、アメリカ軍空母艦載機の陸上離着陸訓練の移転が計画され、5年後の基地の完成に向け工事が進んでいます。こうした中、種子屋久高速船は鹿児島と種子島を結ぶ便の工事関係者による混雑を緩和するため、工事関係者用の高速船の運航を25日から始めました。

関係者によりますと、毎週月曜の午前と金曜の午後に鹿児島と西之表の間をそれぞれ1往復し、定期便の運航に影響はないということです。

防衛省によりますと、馬毛島基地の工事関係者は、馬毛島・種子島あわせておよそ5500人となっていて、今後、最大で6000人に増える見通しです。