本番まで1か月「お客さんも楽しんで自分たちも楽しめるような舞台に」

13日、いよいよ大阪・関西万博が開幕しました。安芸高田市の神楽門前湯治村にある神楽ドームでは20日、万博の参加自治体の団体による「記念公演」が開かれました。ここに、吉田高校神楽部の姿もありました。多くの観客の前で舞うのは初めてです。
前良部長
「緊張っす。(一ヶ月前より)個人の所作とかそろってきたし、話し合って盛り上がれるようにした。始めた頃よりは良くなった」
練習再開からおよそ一ヶ月。短い期間ですが、集中して練習に取り組んできました。重かった刀もきれいに扱うことが出来ました。
観客
「高校生でも演奏とかもしっかりしとっちゃった、頑張ってもらいたいですね」
「すごい感動しました。がんばってください」

吉田高校神楽部 川上獅瀬くん(2年)
「一番よかったですね。万博に、世界に出られるよう頑張りたいと思います」
神楽部顧問 服部秀輝先生
「やはり伝統を守りながらも、見る人も分かりやすい、おもしろいと思ってもらえるような舞を、この万博で披露してくれればうれしいなと思います」
前良飛瑛部長(3年)
「お客さんを楽しませるのに集中しすぎて、自分らが楽しくなかったら意味ないと思う。お客さんも楽しんでもらいながら、自分らがあそこでやってよかったなとか、楽しかったなっていう舞台にしたいです」
ようやく形になってきた吉田高校神楽部。本番は一ヶ月後です。