今年も残すところもあとわずか。広島市内の餅屋では、新年に向けた餅作りがピークを迎えています。
広島市西区にある明治40年創業の老舗「林の餅」です。もち米を蒸す蒸気が立ち込める店内には、自慢の石臼で正月用の餅をつく軽やかな音が響きます。雑煮用の白小餅や、あん餅、鏡餅など総勢20人でフル生産です。

今年は、コメの価格高騰の影響で、こちらの店でも、2割から3割の値上げを行いました。そんな中でも、県産で新米のもち米100%にこだわっています。
林の餅 林秀樹 社長
「もち米の価格が2倍から3倍近くあがっているという状況。申し訳ないけど値上げさせてもらっている。頑張っている人が少しでも笑顔が出るような正月になればいいなと思います。」
年末の1週間で普段のおよそ20倍にあたる8トンの餅を作るということです。














