待ちに待った新1年生の加入 3か月ぶりに全員そろって練習

「こんにちは」。まだ桜がつぼみだった3月下旬。春休み。待望の1年生がやってきました。入学前ですが、少しでも早く練習がしたいと、声をかけました。

神楽部顧問 服部秀輝先生
「今日からいよいよ万博に向けて動き出します。とにかく5月18日というゴールがありますから、そこに向かって1年生も在校生も頑張っていきましょう」

およそ3か月ぶり、全員そろっての練習です。経験者とはいえ、合わせるのは初めて。今回初めて演じる役もあります。新1年生も緊張した面持ちで練習に励み、2年生の川上くんの指導にも熱が入ります。

万博での上演時間は、いつもの半分の20分。しかし、いきなり扇子を落としたり、口上もおぼつかなかったりと、最初からはうまくはいきません。1年生にとっては刀も重く腕が上がらない場面も。さらに楽と舞の呼吸も合わず、意見がぶつかることも。

前良部長
「所作もあってないし、楽もあってない。あと2か月本気で頑張るしかないと思います」