“車輪巻き込み事故”多発 「青切符」の対象にも
高柳光希キャスター:
自転車の車輪への巻き込み事故が多発しています。
24日、NITEが発表したアンケート結果によると、車輪に物が挟まって転倒・けがをした経験のある人は52.1%ということです。

【自転車でのヒヤリハット・事故の経験】
1位「車輪に物が挟まって転倒・けがをした」52.1%
2位「車輪が滑って転倒した」12.0%
3位「ブレーキが利きにくく、ぶつかりそうになった」6.0%
道路交通法に詳しい高山俊吉弁護士は、「車輪に物が挟まる荷物の持ち方は危険なだけでなく、違反になる可能性がある」としています。

2026年4月から危険な運転違反などに対し、交付される「青切符」の対象となることになりました。
自転車の荷物を所定のかご以外の場所にのせて走行することなどに、「乗車積載方法違反」が適用され、反則金5000円を納付する必要があります。

【違反になる行為】自転車活用推進研究会 小林成基氏によると
●傘をハンドルにかける
●傘をサドルの下部分にかける
●トートバッグなどのかばんをハンドルにかける
→かばんをハンドルにかけたまま、かごに入れるのは問題ない

かごに入れることができたり、身につけられるリュックやボディバッグであれば問題なく、傘も自転車専用の傘ホルダーを用いてしっかり止めることができれば良いということです。