絵本で迷路の世界を楽しめる特別展が大分市美術館で始まり、家族連れなど大勢の人が訪れています。
大分市美術館では現在迷路とお城をテーマにした特別展が開催されています。
去年亡くなった絵本作家で、イラストレーターの香川元太郎さんが手がけ、累計330万部発行のベストセラーとなった「迷路絵本」シリーズの原画など、132点が展示されています。

作品はそれぞれスタートからゴールまでの道のりを探すだけはなく、迷路の中に「かくし絵」や遊び心のあるイラストが配置されていて、様々な楽しみ方ができます。
また、段ボールの立体迷路や香川さんの絵本を鑑賞できるコーナーもあり、迷路の世界を満喫できそうです。

(訪れた子ども)「すごいなって思います・難しいけど楽しいです」
また、25日は香川さんの娘で共同制作者の香川志織さんが父の思いを代弁しました。
(香川志織さん)「大きい隠し絵を入れた作品で、すごく気に入っている絵だと父も言っていたがわかります?どういう隠し絵があるのか?この本を作るのにはすごく苦労したという話を繰り返ししていましたね」
香川志織さんのギャラリートークは25日も行われます。絵本原画展は5月11日まで大分市美術館で開催されています。
(香川志織さん)「迷路とかクイズを楽しんでほしいがせっかく原画があるのでこだわって作っていた色のきれいさとかそういうのも見てくれたらうれしいと思う」