宮崎を音楽で彩る「宮崎国際音楽祭」。
25日、演奏会が開かれたのは、山あいにある体育館です。
音楽監督を務めるヴァイオリニストの三浦文彰さんが西米良村を訪問し、村民らを前に演奏を披露しました。
26日は、宮崎国際音楽祭のふれあいプログラム「コンサート・キャラバン」で、音楽監督の三浦文彰さんとピアニストで妹の舞夏さんが西米良村を訪問しました。

このプログラムは、コンサートホールがない地域の住民にクラシックを楽しんでもらいたいと、去年の音楽祭から行われているもので、会場には村民らおよそ130人が集まりました。

三浦さんが奏でるヴァイオリンの音色に集まった人たちはうっとりした表情を浮かべていました。

(村民)
「音楽とか聞きに行くときは(宮崎)市内まで行かないといけないから、こういう身近な場所で聞けたのはいい体験になった」
「かっこいいなと思ってちょっと興味がわいた」
「宮崎市でコンサートがあるのは知っていて、1回行ってみたいなと思っていて、(きょうは)来て本当によかった。心が洗われる思いがした。」



(ヴァイオリニスト 三浦文彰さん)
「国際音楽祭が今年で30回目を迎えているので、宮崎全体で音楽を楽しめるような機会にしたいと思っていたので、こういう所に来れてうれしい。音楽を楽しんでいけるようなきっかけを作れたら」