26日からゴールデンウィーク。車で出かけるという人も多いのではないでしょうか?
そんな中、気を付けたいのが車のトラブルです。
JAF、日本自動車連盟はタイヤやバッテリーの点検を呼びかけています。

宮崎市にあるJAF宮崎支部。
去年のゴールデンウィーク期間中は、ロードサービスで469件出動しました。

出動理由の内訳は「タイヤのパンク」が146件と最も多く、次いで「バッテリー上がり」が116件となっていて、この2つで全体の56%を占めました。

(三浦功将記者)
「正常な空気圧のタイヤは指がまったく入りません。パンパンです。ただ、空気圧が足りないとなると、指が簡単に入ってしまいます」

車での長距離移動を前にまず確認しておきたいのがタイヤの空気圧。それとあわせてタイヤに傷がないかや交換時期を確かめておくことも大切です。

(JAF宮崎支部ロードサービス隊 押川芳寛さん)
「タイヤの側面に三角マーク『スリップサイン』と呼ばれる刻印があるので、延長線上をたどっていくと、ふっくらしたものがある。ふっくらしたものとタイヤが平坦につながっていると残り溝が1.6ミリ未満になっている状態なので、そのまま使用すると大変危険で、車検も通らないし、保安基準違反となるので、交換をおすすめする」

続いて、バッテリーの確認です。

(JAF宮崎支部ロードサービス隊 押川芳寛さん)
「こちらに製造年月日が記載されている。このバッテリーであれば、2022年2月15日製造のバッテリーになるので、取り付けからおよそ3年経過している」

国産車向けのバッテリーの多くは、製造年月日が記載されています。

バッテリーは取り付けて2年から3年経つと劣化するということで、JAFは早めの交換をすすめています。

さらに、ガソリン価格が高騰している今だからこそ、急発進や急ブレーキなど「急」がつく運転をしないことに加え、エコドライブのポイントを呼びかけます。

(JAF宮崎支部ロードサービス隊 押川芳寛さん)
「渋滞が予想されると思うので、計画的に予定を組んでもらって、渋滞を回避するなど工夫してもらうとエコドライブにつながると思う」

ゴールデンウィークを楽しく過ごすためにもお出かけ前の愛車点検をお忘れなく!

タイヤの空気圧は、ふだん使っている車でわずか半年の間におよそ1割も減っているそうです。
簡単に確認できそうでしたので、ぜひ、お出かけ前にやってみてください。

※MRTテレビ「Check!」4月25日(金)放送分から