奄美空港に24日午後、アメリカ軍のオスプレイ1機が着陸しました。およそ1時間半後に飛び立ちました。県が管理する空港への着陸は、今年2回目です。
奄美空港の滑走路で、プロペラを回転させながら、ゆっくりと駐機場に進入してくるアメリカ軍のオスプレイです。
県と九州防衛局によりますと、24日午後3時半、奄美空港にアメリカ軍の「MVー22オスプレイ」1機が着陸しました。着陸の7分前に、沖縄の那覇空港事務所から、奄美空港管理事務所に連絡があったということです。
九州防衛局に入った情報では、「警告灯が表示されたため予防着陸した」としていて、事前に空港への使用届は出ていませんでした。また、民間航空機の運航に影響はありませんでした。
オスプレイは着陸からおよそ1時間半後の、午後5時ごろに飛び立ちました。
アメリカ軍のオスプレイが、事前の使用届なく県が管理する空港に着陸するのは、今年1月に沖永良部空港に着陸して以来、今年に入って2回目です。
アメリカ軍機のオスプレイをめぐってはおととし11月、屋久島沖で1機が墜落し乗員8人全員が死亡しています。