■三島さんのアイデアの評価はいかに?
そして、発表本番。
「仙台第一高等学校、三島渉さん」三島さんの名前が呼ばれました。

三島渉さん:
「私の考えた『洗浄カメラマン』についてお話ししたいと思います。ロボットアームが体を洗います。産業用のロボットアームを使うことで、一人ひとりに合った洗い方で丁寧に洗うことができます」


「もしこのロボットを導入すれば介護の効率が良くなるほか、高齢者が自立しやすくなり、様々な面から(介護)職員の不足を解消できます」


無事、4分以内で発表を終わらせることができました。
結果は…。
結果発表:
「最優秀賞はアイデア名『ビーチクラブン』…」
惜しくも、全国大会に出場できる優秀賞には届きませんでしたが、三島さんは貴重な経験ができたと話します。
三島渉さん:
「ロボットを自分から考えるっていうことは、日常生活ではないことだったので。(結果は)残念だけど、貴重な経験になったかな」

ロボットを通して未来を考えることに繋がったという三島さん。「洗浄カメラマン」がいつか、どこかの誰かを介護する日が来るかもしれません。
最優秀賞は福島県の高校生が考案した海岸の清掃を行うロボットのアイデアが、優秀賞は登米総合産業高校の高校生の災害復旧を支援するロボットのアイデアが受賞しました。全国大会は来年1月、大阪で開催されます。