米の価格、全国のスーパーの平均価格は15週連続で最高値を更新する中、輸入米に注目が集まっています。しかしその是非をめぐっては農林水産大臣が「主食である自給可能な米を海外に頼ってしまうと、日本の米の国内生産が大幅に減少してしまう」と懸念を示すなど様々な意見があります。
今回は米の輸入に関する複雑な背景と、専門家たちの見解を詳しく見ていきます。

輸入米に頼る、という観点では以下の3点が例示されています。1つ目は高騰する価格が引き下るのではないか、2つ目は、日米交渉におけるカードとして活用できるのではないか。そして3つ目は、「年間500~800億円の税金の節約」があるのではないか。という点。輸入米については、3人の専門家がそれぞれ異なる見解を示しています。