4月22日は「道の駅の日」。1993年に103駅が登録され、現在は1230駅あるといいます。なぜ、人気が拡大しているのでしょうか。
「採算度外視」 道の駅で卵載せ放題・米盛り放題

井上貴博キャスター:
全国1200か所以上の道の駅を訪問したという専門家に聞きました。
道の駅キュレーター 守屋之克さん
「休憩や滞在など、利用する側の用途に応じて、つい行ってみたくなる仕掛けや個性のある道の駅が増えている」

道の駅木更津「うまくたの里」(千葉・木更津市)では、4月26日(土)にタケノコ抱え放題があり、1回500円です。5秒間キープできればいいということです。
27日(日)は新玉ねぎ詰め放題。1回500円で制限時間は1分に設定されています。
5月3日(土)と5日(月)は、卵載せ放題(1回300円)があります。卵を載せるのは危ないので、皿に載せられたボールの数だけ卵がもらえる方式になっているということです。
担当者は「今回が初開催。子どもも楽しめる。10個以上載せられるかも」と話していました。

他にも「うまくたの里」では、4日(日)と6日(火)に、米盛り放題があり、1回500円で、制限時間は1分。一升の容器にどれだけ入れることができるか?という内容です。担当者は「多くの人が1kg以上載せている」と話しています。
今の平均価格でいうと大体1kg800円くらいなので、1kg以上載せられるとかなり安くなります。9時スタートで先着順。8時頃には受付終了の可能性もあるということです。
安く提供できる理由は、野菜は地元農家と協力し通常は店舗に出回らない規格外の野菜を提供しているから。また、米・卵は、生活応援のための採算度外視だということです。

サバンナ 八木真澄さん:
道の駅は、行ってしまいますよね。淡路島で玉ねぎを大量に買ってきて、1週間ずっとカレーと肉じゃがを交互に食べていました。イベントなどで子どもも楽しめるし、大人も楽しめるのはいいですね。