宮城県白石市の最大のイベント「全日本こけしコンクール」の審査会が、開かれました。入賞作品は、応募があったほかの作品と一緒に5月3日から展示されます。

弥治郎系や鳴子系といった東北の伝統的なこけしに加え、ネコをモチーフにした作品など「創作」「新型」と呼ばれる独創的なこけしまで。会場には、157人のこけし工人から寄せられた701点が並びました。

審査員たちは、木の質感や筆使いなどをじっくり見ながら、作品の完成度の高さを評価していきました。

第67回全日本こけしコンクール 東海林恒英審査委員長:
「白石のコンクールは、伝統こけしを含めて日本で一番歴史が古いコンクールなので、古いものが好きな人も新しいものが好きな人もぜひ集まって楽しんで欲しい」

審査では、最高賞の「内閣総理大臣賞」をはじめ、入賞作品67点が選ばれます。全日本こけしコンクールは、白石市のホワイトキューブで5月3日から5日まで開かれ、入賞作品はもちろん、応募があったほかの作品も鑑賞できます。