道のど真ん中に「信号」と「ポール」
(石井さん)「信号が通せんぼして車が入れないようになっているんです」
(松島さん)「普通の信号ですよ」
(石井さん)「道のど真ん中に信号とポールが立っていて…」
(松島さん)「なんでここに立っているんですかね」

車は入れないにも関わらず、一方通行の出口となる反対側には「止まれ」の路面標示が。舗装は新しいまま保たれているようです。
(石井さん)
「車が通れないのに、歩道と車道が分かれている。やはり本来は車が通るべき道だった」
「止まれ」の路面表示のそばには、侵入できないようにガードレールも置かれ、「進入禁止」の標識はカバーで覆われ見えないように。ほぼ完成した道路に見えますが、なぜか通れないようになっているのか。


地元住民に取材すると、この道はかつて狭いあぜ道で、昔から通学路として使われていたそう。自転車やバイクなども多かったため児童の安全のため住民が土地を寄付し、平成8年に道路が拡幅され、平成30年に現在の車道が完成しました。
道マニアの視点から見ても非常に珍しい道ということですが…
不思議なのは、かつてあぜ道の幅に合わせて設置されていた信号機が、道路拡幅後の6年経った今でも撤去されていないこと。