岩手県教育委員会は2026年度スタートする県立高校の次期再編計画の議論の土台となる長期ビジョンを示しました。

長期ビジョンは、21日行われた県教委の定例会で議決されたもので、2026年度スタートする概ね10年後を見据えた次期高校再編計画の議論の土台となります。
2038年までに県内の中学卒業予定者は、現在の6割ほどに減少すると見込まれています。

そんな中、長期ビジョンでの県立高校の配置基準となる地区割は、久慈地区と二戸地区がひとつの地区になるなど従来の9地区から6地区に集約され、より広域での学校の統合も議論される見込みです。

5月下旬からは、各地区での長期ビジョンの説明会が開かれる予定で、8月初旬には具体的な学校名が入った次期再編計画の素案が示されます。