親を失うなどした子どもを支援する「あしなが学生募金」の活動が、全国およそ120の街頭で行われ、愛媛県松山市の松山市駅前でも奨学金を受ける学生が募金を呼びかけました。
20日の募金活動には、「あしなが育英会」から奨学金を受ける、愛媛大学と松山大学の学生5人が参加しました。
あしなが奨学金は、親を失うなどした子どもの学びを支援するものです。
「あしなが育英会」によりますと、物価高騰の影響もあり、毎月3万円を給付する高校生の奨学金は昨年度、愛媛県内の49人を含む過去最多の3487人が申請しましたが、採用はその4割の1538人、県内も20人にとどまったということです。
(あしなが学生募金事務局 石脇茉青さん)
「遺児家庭の子どもは夢や希望を失いつつあるので、こういった子どもたちを救うためにも、ぜひこの活動を知っていただいて支援を広げていきたい」
あしなが学生募金の活動は、今月26日と27日にも、松山市駅前で正午から午後6時まで実施される予定です。
注目の記事
「息子のあんたが責任を持って殺しなさい」8年間の孤独な介護の末、91歳の母親の命を絶った男性の苦しみ “介護殺人”を防ぐには【news23】

「別腹」は気のせいじゃない…正体は脳と胃が連動して起こる “生理反応” 食べたい誘惑に打ち勝つ!医師が解説

クマ外傷の9割は“顔面”を損傷「鼻を拾って外科手術で…」100例以上診た医師が語るクマ襲撃のリアル「精神的なダメージも深く」後遺症でかすむ日常

【全文掲載】高市早苗総理 初の所信表明演説 物価高対策に経済成長、外交・安全保障など詳しい政権運営方針 人口政策・外国人政策も

「太陽系外から飛来」の恒星間天体「3I/ATLAS」が最接近へ 「観測史上3つ目」宇宙望遠鏡が捉えた姿

「また無くなるのでは」と買い占めも…コメ豊作なのに続く高値「増産」は実現可能なのか?【Bizスクエア】









