きょう、中国で人型ロボットのマラソン大会が開かれました。こうした取り組みは「世界初」とのことですが、その狙いとは?
けさ、北京市内で行われたハーフマラソン大会。
記者
「いまスタートしたんですけど、結構早いですね」
大小様々な人型ロボットが二足でコースを走っています。世界ではじめての試みということもあり、スタートからこんなトラブルも。
制御不能になって壁に激突するロボットや、おぼつかない足取りで歩くロボットも登場。
大会のコースはおよそ21キロメートルで20体の人型ロボットが出場しました。
今回優勝したのは、北京の会社が開発した「天工」と呼ばれる人型ロボットで、記録は2時間40分でした。
観戦に来た人
「かなり興奮しました。涙が出ました」
「科学技術がとても発達しています。私も将来ロボットを設計したいです」
中国政府は2027年までに人型ロボットの製造能力を大幅に向上させるという目標を掲げていて、すでに大量生産する企業も登場しています。
優勝したロボットの担当者
「(大会への参加を通して)ボディはますます強じんになり、バッテリーの持続時間も向上しています。これはすべてのロボット技術の進歩を促進するでしょう」
“実戦”を通じて人型ロボットの技術力を磨く中国。今後、どのような進化を遂げていくのか注目されています。
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